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大手のシステム会社と小さな会社は何が違うのか|発注前に知っておきたい本当の差

「名前の知れた大手に頼んだほうが安心なのか」「小さな会社は安いけれど、本当に大丈夫なのか」。システム開発を発注するとき、多くの方が迷うところです。pegは10名ほどの小さな会社です。そのうえで、この記事では大手のよいところも隠さずにお伝えします。違いを知ったうえで選んでいただくほうが、発注する側にとっても、私たちにとっても、よい結果になると考えているからです。

大手のシステム会社のよいところ

大手のシステム会社は、仕様と契約をはっきりさせてから作ります。何を作るかを仕様書で決め、契約で範囲と責任を明確にするので、費用はかかりますが、システムは確実にできあがります。

運用を始めてからの不具合も、小さな会社と比べて少ない傾向があります。テストの体制が厚く、決まった手順で確認を重ねるからです。また、担当者が異動や退職をしても、会社の中に代わりの人がいることが多く、仕事が止まりにくいのも強みです。

大手の進め方で、発注側が負うこと

仕様書の確認を求められ、仕様書から外れる変更には追加の費用がかかります。そのため発注側にも、仕様書を読み込んで判断できる人、つまりエンジニアが必要になりがちです。社内にエンジニアがいない協会・団体や中小企業にとっては、ここが大きな負担になります。

会議室の木のテーブルと椅子

小さな会社のよいところと、弱いところ

小さな会社は、関わる人数が少なく、会社としての経費も軽いため、費用を抑えやすいのがよいところです。社長や責任者と直接話せることが多く、判断も早くなります。

一方で、弱いところもはっきりあります。仕事が特定の担当者に頼りがちで、その人がいなくなると進まなくなることがあります。そして一番の心配は、途中で連絡が取れなくなる、完成しないまま終わってしまう、といったことが起こりうる点です。費用は安くても、できあがらなければ意味がありません。

違いを一覧で比べる

大手のシステム会社と小さな会社の違い
項目大手のシステム会社小さな会社
費用高くなりやすい抑えやすい
完成の確実さ仕様と契約が明確で、確実にできあがる会社による差が大きい。完成しない心配もある
運用後の不具合少ない傾向テストの体制によって差が出る
担当者がいなくなったとき代わりの人がいることが多い止まってしまうことがある
発注側に求められること仕様書を確認できる人(エンジニア)が必要になりがち会社による。直接話して進められることが多い
相談のしやすさ窓口が営業担当になり、作る人と話す機会は少なめ作る人や責任者と直接話せる

※一般的な傾向をまとめたもので、個々の会社によって異なります。

小さな会社を選ぶなら、契約で確かめたい6つのこと

小さな会社の弱いところは、契約と体制で補えます。発注前に、次の6つを確かめてください。どれも、まともな会社なら断る理由のないことです。

  1. 1

    作ったものが、すべて自分たちのものになるか

    プログラム、設計の資料、管理者の権限を納品物として受け取れるかを、契約書に書いてもらいます。これがあれば、万一のときもほかの会社に引き継げます。

  2. 2

    支払いが段階に分かれているか

    着手時、画面が決まったとき、納品時など、進み具合に合わせて支払う形にします。最初に大きく前払いする契約は避けたほうが安心です。

  3. 3

    担当が1人だけになっていないか

    2人以上で担当し、引き継ぎの資料を常に最新にしているかを確認します。

  4. 4

    途中の様子が見えるか

    定期的に進み具合の報告があるか、作りかけの画面をいつでも確認できるかを聞いておきます。

  5. 5

    納品後の不具合を直してもらえるか

    納品後の一定期間に見つかった不具合を、無償で直してもらえるかを契約書で確認します。

  6. 6

    一般的な技術で作られているか

    その会社にしか分からない独自の仕組みで作られていると、ほかの会社が保守を引き継げません。広く使われている技術で作るかを確認します。

発注でつまずきやすい点は「システム開発が失敗する5つの理由と発注側の対策」でも解説しています。

pegが「最後まで作る」と言える理由

pegは、前の章の6つをすべて契約と体制でお約束しています。小さな会社の弱いところを、お客様の側で心配しなくて済むようにするためです。どの案件も必ず2名以上で担当し、納品後3か月以内に見つかった不具合は無償で直すことを契約書に明記しています。

そのうえで、費用を抑えられる理由もお伝えしておきます。大手なら10人で構築するところを、pegは3人で構築することがあります。まったく新しい技術を使う案件は引き受けず、実績のある確立された技術と、これまでに作ってきた標準の形を再現するからです。正解の分かっている作り方なので、少ない人数でも品質を落とさずに進められます。

また、仕様書の確認をお願いする代わりに、完成品に近い試作画面を触っていただきながら要望を固めていきます。発注側にエンジニアがいなくても進められるのは、このためです。メンバーには、大手SIerの統括部長、大手コンサルティング会社のシニアコンサルタント、大手出版社のデジタル編集者など、大手の仕事の進め方を内側から知る者がそろっています。

実際の進め方は「日本眼科医会の会員管理システムを7か月で作り直すまで」でご紹介しています。

よくあるご質問

Qなぜ大手よりそんなに安いのですか?

A

大手なら10人で構築するところを、3人で構築することがあるからです。まったく新しい技術は使わず、実績のある技術と、これまでに作ってきた標準の形を使うので、少ない人数でも品質を保てます。

Q小さな会社なのに、なぜ完成させられると言えるのですか?

A

未知の技術を使う案件は引き受けないからです。実績があり、確立された技術で作れるものだけをお引き受けしているので、作り方には必ず正解があります。そのうえで、支払いを段階に分け、作ったものはすべて納品物としてお渡しする契約にしています。

Q運用開始前のテストや、運用後の保守はどうなりますか?

A

担当者を適切に配置し、テストや監視のための道具を使って行います。納品後3か月以内に見つかった不具合は、無償で対応することを契約でお約束しています。どの案件も必ず2名以上で担当するので、担当者の不在で止まることもありません。

Q大手と小さな会社、どちらを選べばよいですか?

A

社内に仕様書を確認できる人がいて、費用より確実さを優先するなら大手が向いています。社内にエンジニアがいない、費用を抑えたいという場合は、この記事の6つの点を契約で確かめたうえで、小さな会社を選ぶのも十分に現実的です。

あわせてお使いください

提案依頼書(RFP)テンプレート:契約と体制を確かめる項目も入っています。

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